ChatGPTのプロンプトとは?欲しい回答を引き出すコツをテンプレート付きで解説【2024年版】

2022年11月にリリースされたChatGPT。一度は触ってみたものの、思うような回答を得られなかった人も多いのではないでしょうか?ChatGPTは、人間のように自然な会話ができる便利なサービスですが、最適な回答を得るためには「プロンプト」と呼ばれる命令文に工夫が必要です。

本記事では、ChatGPTのプロンプトについてテンプレートを紹介しながら解説します。
プロンプトのテンプレートを日々の業務に活用したい方はぜひ本記事を参考にしてみてください。


■ChatGPTの導入メリットや利用する際の注意点、企業での活用方法のヒントや活用事例については、こちらで解説しています!
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目次[非表示]

  1. 1.ChatGPTのプロンプトとは?
  2. 2.ChatGPTのプロンプト作成のコツ
    1. 2.1.プロンプト作成時の3つのポイント
      1. 2.1.1.1. 条件は具体的に
      2. 2.1.2.2. 回答形式は明確に
      3. 2.1.3.3.  追加で質問し、深掘りしていく
  3. 3.プロンプトの良い例
      1. 3.0.1.【プロンプト】
      2. 3.0.2.【回答】
      3. 3.0.3.【プロンプト(追加)】
      4. 3.0.4.【回答(追加)】
  4. 4.プロンプトの悪い例
      1. 4.0.1.【プロンプト】
      2. 4.0.2.【回答】
  5. 5.ChatGPTのプロンプトのテンプレート
    1. 5.1.①営業文などビジネスメールの作成
      1. 5.1.1.【プロンプト】
      2. 5.1.2.【回答】
    2. 5.2.②顧客への商品・サービス説明
      1. 5.2.1. 【プロンプト】
      2. 5.2.2.【回答】
    3. 5.3.③議事録の作成
      1. 5.3.1.【プロンプト(1)】
      2. 5.3.2.【プロンプト(2)】
    4. 5.4.④資料の要約
      1. 5.4.1.【プロンプト】
      2. 5.4.2.【プロンプト入力画面】
      3. 5.4.3.【回答】
    5. 5.5.⑤プレゼン構成の提案
      1. 5.5.1.【プロンプト】
      2. 5.5.2.【回答】
      3. 5.5.3.【プロンプト(追加)】
      4. 5.5.4.【回答】
  6. 6.自分専用のテンプレートをつくる方法
    1. 6.1.深津式プロンプト・システム
      1. 6.1.1.【プロンプト】
      2. 6.1.2.【注意点とコツ】
  7. 7.ChatGPTの特性を理解し、プロンプトのテンプレート化で業務効率アップ


ChatGPTのプロンプトとは?

ChatGPTのプロンプトとは、ユーザーがチャットで送信する指示や質問のことを指します
たとえば「〇〇について教えてください」や「以下の文章を要約してください」のように知りたいこと、やってほしいことを文章にします。
 
ChatGPTで入力内容に対して自然な回答を得るには、人間同士の会話のように理解しやすい形で指示や質問をおこなうことがポイントになります。適切なプロンプトを使えるようになると、ルーティンワークが省力化します。


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ChatGPTのプロンプト作成のコツ

次にプロンプト作成時のコツを解説します。

プロンプト作成時の3つのポイント

プロンプト作成時、以下の3つが重要なポイントとなります。

1. 条件は具体的に

ChatGPTへのプロンプトは、質問や要求を具体的にし、詳細情報を出します。ChatGPTは与えられた情報に基づいて回答を生成するので、必要な背景情報や文脈を入れると適切な回答を出しやすくなります。

2. 回答形式は明確に

意図した回答を得るには、プロンプトにある程度の制限や条件を入れ回答形式を指定します。たとえばテキストの文字数、文章の難易度などを具体的にします。

3.  追加で質問し、深掘りしていく

「回答が不十分」「もっと深く知りたい」場合は、追加で質問します。
「他の方法も知りたい」「なぜそうなるのか?」などの追加質問をおこなうと前の文脈を踏まえて回答してくれます。


プロンプトの良い例

例として、条件や回答形式を明確に指示し、さらに追加の質問をおこないました。

【プロンプト】

あなたは仮想通貨の専門家です。来週、中学生向けに講義をします。
仮想通貨とはなにか?中学生でもわかるように500字以内で説明し、重要なポイントを3つあげてください。


【回答】


以下のように追加の質問をおこないました。

【プロンプト(追加)】

デセントラル化について、もう少しわかりやすく説明してください

【回答(追加)】


プロンプトの悪い例

漠然とした質問やキーワード検索のような質問をすると、意図と違う出力が返ってきてしまいます。
 
また、ChatGPTの持つ情報は2021年9月時点のものなので最新の話題について質問するのも避けた方が良いです。もし最新のデータを含めた出力を得たい場合は有料版でLink Readerというプラグインを利用する必要があります。

【プロンプト】

新宿ゴールデン街 BAR おすすめ

【回答】


5つの店舗を紹介されましたが、いずれも存在しないお店です。


ChatGPTのプロンプトのテンプレート


日々何通もやりとりするメールやHPの文言などをChatGPTで作成することができれば、効率が上がっていきます。ここではすぐに使えるプロンプトのテンプレートを紹介します。


①営業文などビジネスメールの作成

プロンプトで主旨や条件を以下のように指定します。

【プロンプト】


【回答】

すると、以下のような結果が出力されます。日本語の表現が過剰に丁寧だったり不自然な部分は修正が必要なようです。


②顧客への商品・サービス説明

 
【プロンプト】


【回答】


③議事録の作成

文字起こし済みのテキストデータや速記メモなどをChatGPTへ送信後、以下のように要約の指示をおこないます。
なお、テキストデータの送信時は長文を一度に送るのではなく3000字程度を目安に小分けにして送信しましょう。

【プロンプト(1)】


【プロンプト(2)】


④資料の要約

【プロンプト】


【プロンプト入力画面】


【回答】


⑤プレゼン構成の提案

【プロンプト】

【回答】


さらに追加で質問します。

【プロンプト(追加)】


【回答】



自分専用のテンプレートをつくる方法

テンプレートを使用してみると、たしかに目的に合わせた文面が出力されます。しかし、自分や自社の求めるものには少し足りない場面があります。
 
そのような個別のニーズに合わせたテンプレートを作成したい方向けに、「自分専用のテンプレート」を作成する方法やコツを紹介します。作業効率向上にオリジナルテンプレートを活用してみてください。


深津式プロンプト・システム

note株式会社CXOの深津貴之さんが考案した「深津式プロンプト・システム」を紹介します。

【プロンプト】


このフォーマットをベースにご自身の求める内容に書き換えて利用します。例として、このフォーマットを元に新製品のキャッチコピーを作ってもらいました。



ChatGPTが出した回答は、こちらです。



【注意点とコツ】

「深津式プロンプト・システム」のポイントは以下の6つです。
いずれも、ChatGPTからより良い回答を引き出すために必要な内容なので、しっかり理解し、ご自身に合わせて活用しましょう。

  1. ChatGPTの役割を明確にする
  2. 与えられた入力文をどのように処理し、どうやって出力するかを指示する
  3. 何を出力するかを明確にする
  4. マークアップ言語を用いて、 本文でない部分を明確にする。
  5. 命令は箇条書きで明確にする
  6. 条件をさらに追加し、AIが出力する内容をしぼりこむ


ChatGPTの特性を理解し、プロンプトのテンプレート化で業務効率アップ

本記事では、プロンプトはChatGPTに求める出力をおこなってもらうための命令文でした。役割を与えたり、条件を明確にしてあげることなどでクオリティの高い文章が返って来るようになります。あまりChatGPTを使用してこなかった人も、いますぐ使えるテンプレートを活用して使ってみてください。
 
インサイドセールスのメールやトークスクリプトの作成にも役に立つかもしれません。とはいえ、ChatGPTはまだまだ「人の心を動かす」ような文章を作成することが得意と言えるほどではありませんので、コールセンター運営インサイドセールスカスタマーサクセスの専門家である当社に相談いただくことをおすすめします。ぜひ、お気軽にご相談ください


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キューアンドエー株式会社   坂倉 秀太
キューアンドエー株式会社   坂倉 秀太
複数のコンタクトセンター責任者を経て、キューアンドエーに2018年中途入社。 ICT(「情報通信技術」)に特化したコンタクトセンターとオンサイトサポートをメインに、大手クライアントのインサイドセールスプロジェクト責任者としてデジタル基盤から体制までを一から立ち上げる。 中期計画にて自社事業、提供サービスの展望を望み、 セールス領域で他企業と差別化できるデジタルマーケティング、 インサイドセールス確立を見据えプロジェクトを推進している。